PS4 Proで対応したHDR出力とはどんなもの?

 

PS4 ProのHDR出力対応ってどんな機能?

ps4_pro%e3%81%ae4k_hdr%e8%a6%8f%e6%a0%bc

新型のPS4としてNeoことPS4 Proが発表され話題になっています。

そんな中PS4 Proの最大の売りである4K / HDR出力の内、HDRとはなにかイマイチピンときてない方が多いことでしょう。

今回は、PS4 Proで対応したHDRとはなにか解説します。

HDRとは、ダイナミックレンジを広げ、画質をよくする技術

HDRとは、より人が目で見ているものに近づけるために出力できる『 ダイナミックレンジ 』を広げることを目的にした技術です。

iPhoneで対応したことで一躍有名になったHDR撮影と同じHigh Dynamic Rangeの略。

しかし露出の違う複数の画像を合成する写真とはその手法自体は違います。

見える明るさ・暗さの限界を従来より広げる技術!

テレビやモニターなど映像技術としてのHDRは、写真とは違い映像データそのもの=ソフトの対応だけでなく、テレビやモニターなどハード側も進化させることで実現しています。

一見は百聞にしかず、ますはHDR映像とSDR(スタンダードダイナミックレンジ)の比較画像をば。

hdr%e6%98%a0%e5%83%8f%e3%81%a8%e5%be%93%e6%9d%a5%e3%81%aesdr%e6%98%a0%e5%83%8f%e3%81%ae%e6%af%94%e8%bc%83

HDR映像(左)と従来のSDR映像(右)の比較画像

HDR(左)と従来のSDR映像(右)の比較イメージです。

ご覧の通り、花火の従来のSDR映像では花火の明るさと付近の暗さの落差の激しさのためどちらも階調を表現しきれず、ディテールが潰れてしまっています。

そんなSDRとは違い、HDR映像の方は飛び散る花火のきらめきの一粒一粒も、よく見ると暗い通りの背景の奥のディテールもきちんと表現できています。

SDRでもある程度全体的に明るい映像の内での花火や暗い映像の内での闇夜など上下の振り幅が狭ければ相対的にディテールの表現もできますが、明るい部分とくらい部分の差が激しいと画像の右側のように映像の潰れが起きてしまいます。

その潰れを抑えてより階調性(グラデーションの表現力)を高めるために表現できる明るさのピーク輝度と暗さを表現する黒レベルの限界を広げたのが、HDR映像ってなわけです。

PS4 Proは4Kの迫力の高精細さとHDRが持つ高品位の映像の双方の出力に対応しており、HDRソフトが持つ美麗な映像のあますことなく出力し、旧PS4やPS4 Slimよりも断然美麗な映像体験をユーザーにもたらせるってわけです。

(もちろん、HDR入力に対応しているモニターやテレビがないと意味ありません)

管理人からすればもう従来のPS4でも十分すぎるほどキレイだったのに…って感じですね。

PS4 Proによる超美麗な ウィドウメイカーのお尻と太ももたいk 画像体験、今から楽しみですね。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

この記事へのコメントはこちら

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「コメント送信」ボタンを押してください。